中学受験最大手の日能研グローバル・サービス(NGS)が5月25日・26日の両日、ニューヨーク州ウエストチェスター郡ライブルックとニュージャージー州フォートリーで、帰国子女説明会を開催した。
会場には、日本に帰国後、有名私学への入学を希望する子弟を持つ駐在員を中心に約100人が訪れ、米国ではなかなか入手できない各校のカリキュラムや入試情報などについて説明を受けた。
今回は、関東および関西圏の有名私学12校が参加。講演会では参加各校の代表者らが昨今の日本の受験事情や傾向のほか、将来受験を見据える親子に受験対策に有効なアドバイスをした。
また、各ブースで行われた個別相談会では、実際に日本の教育現場に立つ教師らが参加者の質問に答えたほか、独自の教育理念や方針、校風などについて紹介した。さらに、当日は小学2~6年生を対象としたNGSオープンテスト「日本のみんなと力くらべ」(国語と算数)も実施された。
会場では、米国では情報収集が難しいとされる日本の学校についての話に耳を傾け、個別相談会では各学校の教師らに熱心に質問する親子の姿が多数見受けられた。