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2014.06.04 NEWS

米有力紙の経営者ら7人死亡 ボストン近郊で自家用ジェット墜落

 マサチューセッツ州で5月31日夜、自家用小型ジェット機の墜落事故があり、フィラデルフィアのメディア王、ルイス・カッツ氏を含む7人が死亡した。これを受け、連邦航空局(FAA)と国輸安全委員会(NTSB)が現在、原因を調べている。
 NTSB調査官によると、自家用ジェット機は同日午後9時40分ごろ、ボストン近郊にある空港を離陸しようとしたが失敗。機体はアンテナとフェンスをなぎ倒した後、滑走路から約610メートル離れた溝に落ち炎上した。
 周辺地域の住人によると、火の玉状の爆発が起こり、爆発の衝撃により家屋が揺れ動いていたという。
 現時点では、テロなどの疑いは確認されていないが、今後も事故発生時の天候や機体の特徴などを詳しく調べる。
 死亡したカッツ氏は、米紙フィラデルフィア・インクワイアラーの共同経営者であったほか、米プロバスケットボール協会(NBA)ニュージャージー・ネッツや北米アイスホッケーリーグ(NHL)ニュージャージー・デビルスのオーナーだった経歴があり、現在もネッツや大リーグ(MLB)ニューヨーク・ヤンキースの株式を保有する実業家だった。

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