通勤中にできる、夕食の買い出し フレッシュ・ルーツがユニオン・スクエアにオープン
フレッシュ・ルーツ(Fresh Routes)が12日、マンハッタン区にあるユニオン・スクエア駅構内にポップアップストアをオープン。簡単に調理ができるメニューに必要な食材がまとめて入ったセットを販売し、話題となっている。
同社は、「忙しいが、栄養バランスのとれた健康的な食事を心掛けたい、という人の手助けになれば」との想いで、2012年にハーレムでスタート。忙しい中、せめて通勤途中に一カ所で全材料を揃えられる場所があれば時間短縮になり便利―と、販売場所に駅構内を選んだ。食材も、すべて地元でとれた新鮮なオーガニックのもののみを使用しているというこだわりぶりだ。
今回オープンしたポップアップストアは駅構内であるため、衛生面を懸念する声も聞かれるが、同社最高経営責任者のジョシュ・ウェスラー氏は「店の設置にあたってもっとも重要視したのが衛生面」であるとコメント。また、すべてのパッケージはアップタウンに位置する衛生施設で箱詰めしているため、安全性はお墨付きであるという。
同社は同様のサービスをデリバリーで提供している「ブルー・エプロン(Blue Apron)」「プレイテッド(Plated)」などの会員制とは違い、年間費などのシステムを設けていないため、初めての人でも気軽に試せる。
メニューには4人前「タイ・ココナッツ・チキン(34ドル)」などがあり、レシピも付いてくる。
同ポップアップストアは夏季限定で、月曜〜金曜は午前8時〜午後9時、土曜は午前9時〜午後5時まで営業している。
詳細は、www.freshroutes.comを参照。