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大麻(マリファナ)合法化の動きが全国的に広がっている中、ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ州知事は9日、これに賛成する意向を表明。「法案が議会で通過し、内容に納得できれば署名する」と明言した。
同州では今期、ダイアン・サビーノ議員とリチャード・ゴットフリート議員が中心となり、医療用大麻合法化法案の通過を目指して積極的に議論が行われて来た。
クオモ知事は「規制がしっかりしていなければ問題となる。要するに、どのような枠組みの下で合法化されるかが重要」と指摘。すでに、州内で医療用大麻を処方できる病院を20院選定していることも明らかにした。
さらに同氏は、小児てんかんの治療薬として効果が期待される「エピドレックス」の使用を試験的に許可する方向で合意に達したと伝えた。エピドレックスには大麻草と同じ成分が含まれる。
同法案の採決が上院で足止め状態となっている中、立法議会が閉会する来週までに採決に持ち込めるかどうかは不明。発案者であるサビーノ氏は「必ず立法議会閉会までに可決される」と確信している。
同氏によると、今回提出の法案が成立すれば、医療用大麻産業に大きな影響を与えるほど厳しい規制が設けられることとなる。全ての鉢植えがバーコードで管理されるため、闇ルートでの販売が困難になるなど、懸念されている嗜好用のまん延に繋がることはないとしている。
現在、21州が医療用大麻をすでに合法化している。
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