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米労働省労働統計局がこのほど発表した最新の統計により、牛肉や鶏肉、魚の価格がこの1年で平均8%も上昇しており、過去最高の値段を記録していることが分かった。
同統計によると、昨年春に比べ牛ひき肉の価格は11%、豚肉は9・4%、魚は4・2%、鶏肉は1・3%それぞれ上昇した。また過去1カ月でみると、牛肉、鳥肉、魚は1・4%も値上がりしており、2011年以来もっとも急激な上昇となった。
今回の値上がりは主に、カリフォルニア州で干ばつが続いていることが影響しており、特に食肉牛は頭数が大きく減少し価格を押し上げた。また豚肉は、豚流行性下痢ウイルスの流行が価格に影響しているとみられる。
さらに干ばつの影響は食肉だけでなく、野菜や卵、穀類の値段にも影響を与えつつある。
ニューヨーク市のアソシエイティッド・スーパーマーケットでは、肉や魚の値段が昨年に比べ1ポンドあたり平均30~40セント値上がりしており、同店の責任者は「30年間この仕事をしているが、ここまで急激な値上がりは初めて」だと話している。
夏のバーベキューシーズンを迎え、例年肉や魚の需要が増える時期だが、残念ながら価格の上昇は今後も続くと予想されており、消費者にとっては頭の痛い話だ。
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