シェイク・シャック本店が一時休店へ 創立10周年で改装工事
ニューヨーク発の人気バーガーチェーン「シェイク・シャック(Shake Shack)」の本店がこのほど、創立10周年を期に行う改装工事のため、5カ月間店を閉鎖することが分かった。
同チェーン店広報担当によると、マンハッタン区のマディソン・スクエアパーク内にある同店は改装工事により厨房は完全にリフォームされ、専有面積が約1.2メートル広くなる予定だという。さらに、地下を改装し、貯蔵スペースを拡大するという。店舗の外観には手を加えない。
同店舗は公有地にあるため、ニューヨーク市に改装の許可申請をする必要がある。6月初めに市のデザイン委員会からの許可が下り、さらに市公園局の同意も得た。今後も必要な許可・認可手続きを進め、今年末には工事を実施する構え。
シェイク・シャック経営者のダニー・マイヤー氏が創設メンバーでもある非営利団体のマディソン・スクエアパーク保護協会から得た75万ドルの出資により、10年前に創立された同店舗。当初から、リース料として利益の一部を市と同保護協会に納めている。
市の公園運営を監視する非営利団体ニューヨークシティ・パーク・アドボケイツは、同店舗が支払うリース料金が他の営業許可取得者と比較して少ない点を指摘して批判的に見ている。
マディソン・スクエアパーク保護協会は、予定されている改装工事に関してコメントを控えた。