RELATED POST
2001年に発生した米中枢同時テロで倒壊した世界貿易センター(WTC)跡地に建設された9.11メモリアルプラザについて、「24時間にわたり一般に開放すべき」との声が出ている。
同地は現在、毎日午前7時半から午後9時まで市民の立ち入りを認めているが、それ以外の時間帯は黄色いチェーンが掛けられている。
ロウワーマンハッタンを管轄するコミュニティ委員会のキャサリン・マックベイ・ヒュー委員長はこれについて「コミュニティは、開放時間に制限があるということは一切聞かされていなかった」と主張。「(テロ犠牲者の名前が書かれた)神聖なメモリアルプールなどが含まれる同地を訪れるのに最適な時間帯のひとつが、静寂に包まれた夜。多くの市民や観光客がそれを望んでいる」と指摘した。
一方、9.11メモリアルプラザの広報官であるマイケル・フレジアー氏は「われわれはニューヨーク市営の公園ではないため、24時間開放をするには資金および安全面などで非現実的」と言及。だが、今後は開放時間の延長を視野に入れ、再考する意向を表明した。
RECOMMENDED
-
世界最強パスポートはどの国? 日本2位、アメリカは9位に
-
今年はNYで4つの美術館がリニューアルオープン!ニューヨーク・タイムズの「訪れるべき場所」にも
-
「2025年に訪れるべき52の場所」ニューヨーク・タイムズが富山県を選出 隈研吾のガラス美術館にも注目
-
ロス山火事、安否不明「多数」
-
老舗廃業、かつては売り場面積最大の店も
-
津山恵子のニューヨーク・リポートVol.47 中居氏の謝罪、アメリカではあり得ない ジャニーズ問題を繰り返し人権蹂躙
-
NY、NJ州境で大規模山火事 マンハッタンの「3分の1相当」が延焼か
-
NYで5つの「メイシーズ」が閉店 対象店舗は? ミニマーケットの出店も計画中か
-
異色ユーチューバー、ラオスでの児童買春を投稿、卑劣さが物議…海外での犯罪も罪成立
-
ウェグマンズに待望の「寿司レストラン」がオープン 場所はマンハッタン、キーは現代的な日本食か