RELATED POST
ニューヨーク市ではことし10月から、市内の制限速度を時速30マイルから25マイルへ変更すると発表した。
これを受けた同市交通局の技術者らは現在、総距離6000マイルに及ぶ市内の道路の交通編成計画を作成しているという。
これは、同市のビル・デ・ブラシオ市長が掲げる交通事故撲滅計画「ビジョン・ゼロ」の主要項目のひとつで、歩行者の死亡事故を減少させることを第一目標に打ち出している対策である。
そのためには車と歩行者双方の、事故に繋がる危険な行為を取り締まることが最重要点だとし、スピード・バンプや違反監視カメラの設置、信号を無視しての横断などの取り締まりが市内で既に実施されている。
同市交通局システム統括部のジョン・ティパルド部長によると、「同市は歩行者優先の交通システムを取り入れており、子どもや高齢者も安心して歩道を渡り切ることができるよう、青信号の点灯時間を長めに設定したり、押しボタン式信号をほとんど採用していない」としている。
今秋の制限速度変更時には、市内各所に標識を設置し、テレビ・ラジオやインターネット、ビルボードでも広告キャンペーンが行われる予定。
さらに警官によるスピード違反や信号無視の取り締まりの強化、違反監視カメラの設置数の増加も行なうとしている。
RECOMMENDED
-
世界最強パスポートはどの国? 日本2位、アメリカは9位に
-
今年はNYで4つの美術館がリニューアルオープン!ニューヨーク・タイムズの「訪れるべき場所」にも
-
「2025年に訪れるべき52の場所」ニューヨーク・タイムズが富山県を選出 隈研吾のガラス美術館にも注目
-
津山恵子のニューヨーク・リポートVol.47 中居氏の謝罪、アメリカではあり得ない ジャニーズ問題を繰り返し人権蹂躙
-
ロス山火事、安否不明「多数」
-
NYで5つの「メイシーズ」が閉店 対象店舗は? ミニマーケットの出店も計画中か
-
老舗廃業、かつては売り場面積最大の店も
-
NY、NJ州境で大規模山火事 マンハッタンの「3分の1相当」が延焼か
-
異色ユーチューバー、ラオスでの児童買春を投稿、卑劣さが物議…海外での犯罪も罪成立
-
ウェグマンズに待望の「寿司レストラン」がオープン 場所はマンハッタン、キーは現代的な日本食か