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18日、ニューヨーク州都市交通局(MTA)とロングアイランド鉄道(LIRR)の労働組合との間に暫定労働協約が成立した。主な改善点は、17%の賃金引き上げおよび就業規則の変更。
両者間の交渉は難航していたが、ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事の後ろ盾もあり、最終的に成立に至った。これにより、予定されていたストライキも実施されずに済んだ。
MTAはLIRR労組側の賃金引き上げの要求に対し、同社従業員の賃金が国内の業界トップレベルであるとし、これを拒否していた。
しかし、さらなる経費節減対策を押し進める予定であるにも関わらず、LIRRの従業員を批判する内容の広告キャンペーンにお金を掛けるなど、MTAのお金の使い方に対する疑問の声も上がっている。
実際にはLIRR従業員の平均賃金は6万5000ドルと決して多くはない。残業で2万ドル上乗せされるとしても、その分家族と過ごせる時間が犠牲になる。こうした状況が今回の暫定労働協約の成立により改善されるという。
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