車椅子の女がサイクリストを暴行 チェルシー地区


 マンハッタン区チェルシーで25日午前1時ごろ、シティバイクで帰宅途中の女性(21歳)が車椅子に乗った女に落としたバッグを奪われ、暴行を受ける事件が発生した。
 ニューヨーク市警察庁(NYPD)によると、女性は同日に8番街の20丁目付近を走行中にバッグを落とし引き返した。しかしバッグは見当たらず、通行人から「車椅子に乗った女がバッグを拾っていった」と聞かされたという。
 すぐに電動車椅子に乗った女は見つかり、その女はひざに乗せたバッグを女性に返したというが、女性はバッグの中からデビットカードがなくなっていることに気づき、その女に問いただした。すると連れの男が近くの新聞箱の中に隠してあったカードを取り出した。さらに女性は携帯電話もなくなっているのを確認、車椅子から充電器のコードが垂れ下がっているのが見え、それを指摘した。すると女は携帯電話をつかんで壁に投げつけ破損させた。
 その後、女性が帰宅するため自転車で走行していると、車椅子の女が再び現れ、急に車椅子から立ち上がると女性を鉄格子の柵に押しつけ、素早く走り去った。その女は身長6フィート体重200ポンドほどもあったという。