米国人の健康志向上昇 ソーダ離れが顕著

 ギャラップ社の最新の調査によると、米国人は以前に比べ、より糖分の入ったソーダなどの甘味飲料を避ける傾向にあることがこのほどわかった。
 2002年に同社が行った調査では、積極的に甘味飲料を飲むことを避けている人の割合が41%だったのに対し、ことし7月初旬に行った調査では63%だった。
 また糖分自体を避けているという回答をした人は2002年の調査では43%だったが、今回は52%に上昇した。
 ビル・デ・ブラシオ現ニューヨーク市長とマイケル・ブルームバーグ前市長ともに、特大サイズの甘味飲料の販売を法律で禁止するよう試みたが、いずれも失敗している。しかし、政治家や支持者の健康被害に対する呼びかけにより、米国人は以前に比べ、より健康志向になっていることがうかがえる。