大戸屋 第3回 食育セミナー 

「しっかり食べても太らないカラダづくり」

〝未来の自分〟は、食べものの選択で選ぶことができる!

 大戸屋チェルシー店では8月2日〜5日の4日間限定で、第3回目となる食育セミナーを開催した。2012年から年に一度開催している同セミナーは、家族や自分自身の健康的な食生活の実践に必要な知識を身につける場として好評を得ている。
 これは大戸屋の企業理念の一つである「お客様の健康管理」に基づき、毎日食べて健康になれるもの=「定食」という概念を追求したもの。

熱心にメモを取る参加者たち

 今回は「しっかり食べても太らないカラダづくり~『代謝』をあげれば健康元気~」と「心と体を若々しく元気にする食選力~老化しにくいデトックスライフ~」の2つのセミナーを開催した。過去2回と同様に(株)OTY食ライフ研究所会長であり、日本の食育活動の第一人者として多方面で活躍する柏原ゆきよ氏を講師に招き講演を行った。
 柏原氏が「痩せたい=食事制限ではなく、行動中心でストレスフリーの食生活を考えましょう」と言うと、参加者たちは驚きの表情を浮かべた。それもそのはず、星の数ほど出版されているダイエットなど食関連の書籍には、「食事制限」という言葉が必ずと言っていいほど使用されているからだ。
 また、「心も体も食べもので出来ています。だからこそ、ストレスを感じないことが大切。そして、食べものの質・バランス・食べ方が重要です」とし、「食べるから太るのではなく、代謝が悪いから太る」と語った。

お題1:代謝をあげる

代謝とは…外から取り入れた物質(食べたもの)を体の中で変化させること。車でいうとガソリンの役割を担っている。代謝が良いと健康で若々しくいられる!
ちなみにメタボとは、メタボリックシンドローム(代謝異常症候群)のこと。

【代謝を上げるとこんなに良い事が♪】
●体温アップで、体がぽっかぽか
●免疫力が上がり病知らず
●疲れにくくなり、アクティブに

お題2:どうすれば代謝をあげられるの?

質の良い食べものをバランスのよい組み合わせで取れば、消化しやすく、かつ効率的に代謝を上げることができる。次の①と②を参照。

①材料となる栄養素
●炭水化物
●脂質
●たんぱく質
  +
②サポートとなる栄養素
●ビタミン
●ミネラル

 体の中も職場や家庭と一緒でチームプレーが必要! ①と②をバランスよく摂取することで、代謝はどんどん上がる。また、世界的に認められており厚生省が出している栄養素のバランス基準は炭水化物60%、脂質25%、たんぱく質15%、これも参考にしたい。

お題3:米は太るという固定概念を捨てる! 

 ダイエット中の人がよく言う「ごはんは太るから、おかずを増やしてごはんを減らす」食事には大きな落とし穴がある。それは前述に伝えた通り、ごはんには重要な栄養素があるため。
 戦後すぐの日本人は痩せていたが筋肉がしっかりとあり、健康に生きていけたのは、米とみそ汁によるところが大きいという。またみそ汁の替わりに大豆(とくに発酵したものであれば◎)でもよい。

お題4:咀嚼の多いものを食べる

 咀嚼の多いものは食べるとだ液がよく出るため、消化を促す。よく噛むことは、体をきちんと使うことにもなり、健康にはもちろん小顔効果も!女性には一度で二度嬉しいのだ! 脳にもいいので、老化防止にも効果がある。

まとめ

あなたの選択で、人生はバラ色になる

「質・バランス・食べ方の良い食生活を送る」
食べ物と心と体の関係を意識する。
   ↓
「食べ方は体のすべてに繋がっているから心と体のバランスが取れ、肌もキレイに。そして、〝笑顔美人〟に」
ストレスが一番よくない! 頭で考えず、楽しく食べよう。
カロリーよりも食事の内容をチェック。
   ↓
幸せな人生を送れる
「未来の自分」は食べものの選択で選ぶ事ができる!

 もっと詳しく読みたい方は、柏原ゆきよ氏の著書を読まれたし。
「お腹からやせる食べ方」(講談社)定価1300円(税別)
この本、今回のセミナー開催中に完売したほどの人気だったとか。
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