ジョージ・ワシントン・ブリッジのバス停が8月25日から約1年閉鎖することとなった。今回の閉鎖は1億8300万ドルをかけたリノベーション・プロジェクトの一環であり、同駅が開設された1963年以降でもっとも大規模な工事となる。
駅を管理するニューヨーク・ニュージャージー港湾公社によると、新しい駅には近代的な乗降客用のパビリオンと改装されたバス発着場が建設される。また建物内には大きな待合室、最新の情報システム、トイレが設置される予定であり、片側からはジョージ・ワシントン・ブリッジを見ることができる。
リノベーション中もバスは通常通り同駅から発着するが、バスの乗降に使用されていたプラットフォームは取り除かれる。また、券売所、トイレ、待合室は近くに用意される仮設トレーラー内に設置される。
ラジオニュースのインタビューに対し、ある利用者は「混乱するのは目に見えている」とし、ほかの利用者は「こんな計画はまったく知らなかった」と述べた。
このプロジェクトでは地下鉄175丁目駅に繋がる通路も閉鎖され、利用者は177丁目とフォート・ワシントン・アベニューまで歩く必要があるなど、このリノベーションが通勤に及ぼす影響について懸念の声も聞かれる。