野生生物保護学会(WCS)は先週、ニューヨーク沖の大西洋で撮影された壮大なザトウクジラの摂食のようすを捉えた写真を公開した。学会関係者によると、写真は27日にロカウェイから約6マイル(約9.7キロ)ほどの場所で撮影されたものだという。
ニューヨーク市沖の海はクジラやイルカを含む多様な海洋生物の絶好の餌場となっている。
地球上の主な海に生息しているザトウクジラは最大60フィート(約18.3メートル)にも成長し、40トンに及ぶこともある。また海の水面に躍り上がったり尾で水面を叩いたりして派手な動きをするため、クジラ観察者には特に人気となっているが、絶滅を危惧されている種でもある。
WCSはブロンクス動物園が中心となり、科学、地球環境保全、教育そして都会型野生動物園公園の大規模システムの管理を通して、世界中の野生生物や場所を保護する活動を行っている。このような活動を通して人間の自然に対する意識を変え、野生生物と人間が調和して生活できるよう手助けをしている。