RELATED POST
ヒスパニックのホセ・ザモーラさんは求職中、毎朝必ずコンピューターで求人情報をチェックし、レジュメを送っていた。
ザモーラさんがニュースサイト「バズ・フィード」に投稿したビデオによると、毎日50件から100件のレジュメを送ったが、どこからも返事がもらえなかった。しかし、ある時ふと名前の1文字を削除することを思いつき、ザモーラさんは、「ホセ(Jose)・ザモーラ」から「ジョー(Joe)・ザモーラ」としたところ、一週間後、ザモーラさんのメールの受信トレイは求職のメールに対する返事で満杯になっていたという。
ネットでの応募が普通になり、一見人種偏見のない採用が行われるようになったと思われがちだが、現実は逆のようだ。
米紙ニューヨークタイムズによると、雇い主は自覚のあるなしに関わらず、黒人やラテン系に聞こえる名前を差別しているという。ある調査によると、白人の名前の応募者は黒人の名前を持つ人に比べ、50%も多くの返事を受け取っている。
ザモーラさんは「名前でも差別をされるとは今まで考えたことがなかった。しかし、このようなことは日常的にあるのだと実感した」と話している。
RECOMMENDED
-
世界最強パスポートはどの国? 日本2位、アメリカは9位に
-
「世界一繁盛」のトレジョはNYのここ レジ数、従業員数は平均の3倍
-
今年はNYで4つの美術館がリニューアルオープン!ニューヨーク・タイムズの「訪れるべき場所」にも
-
NYのレストランがLA火災山火事救援 あなたも参加できるイベント
-
スト長期化で価格上昇の懸念 港湾の供給網を寸断、品不足も
-
ウェグマンズに待望の「寿司レストラン」がオープン 場所はマンハッタン、キーは現代的な日本食か
-
独身がパスポート持って旅をするのに「人気の国」はどこ? 日本は5位、アメリカは圏外
-
ブラウスやニットに合わせるイヤリング 4種の「NY流」組み合わせ方を紹介
-
偽の求人広告が急増中、5件に1件がゴーストジョブ
-
「2025年に訪れるべき52の場所」ニューヨーク・タイムズが富山県を選出 隈研吾のガラス美術館にも注目