リバーズさん追悼のライトオフ

 ブロードウエイの事業者団体ザ・ブロードウェイ・リーグは9日、先週4日に81歳で亡くなったコメディ女優のジョアンズ・リバーズさんを追悼するライトオフを行った。
 同団体の責任者シャーロット・セント・マーチン氏は声明で「ジョアン・リバーズさんに対し、世界中からたくさんの追悼と尊敬の声が寄せられた。従ってブロードウェイの全劇場は、9日午後6時45分、1分間ライトを消し哀悼の意を表する」と述べた。
 ブロードウェイではこれまでも、有名人が死去した際にはライトオフを行い追悼の意を表してきた。しかし同団体は8日、「リバーズさんは追悼対象としての基準を満たしていないとして、ライトオフは行わない」との決定を出していた。
 これを不満としたプロデューサーのトム・ダンゴラ氏は「偉大な女優リバーズさんを追悼しないのは間違っている」と声を上げ、オンラインの著名サイトCare2で署名活動を行った。その後わずか20時間で5000人以上の署名とともに、同団体に対する非難のコメントが殺到し、翌日に決定が撤回された。
 9日はブロードウェイだけでなく、オフブロードウェイでもライトオフが行われた。