NYに「HOPE」登場 「LOVE」に次ぐ最新作

 ポップアート「LOVE」で有名なアメリカの現代美術家ロバート・インディアナさんの最新作「HOPE」が11日、マンハッタン区53丁目と7番街に登場した。
 このアートは、高さ13フィート(約4メートル)、重さ3トンにもおよび、3百万ドルかけて製作され、16日の「インターナショナル・ホープ・デー」開催に先駆けて発表されたもの。
 「インターナショナル・ホープ・デー」は、2010年に収録、放送された「トゥデイ・ショー」での作者の発言「世界を希望で満たしたい」に端を発したイベントで、開催日の16日は作者の86回目の誕生日にあたる。
 アメリカ国内では、ニューヨークのほかマイアミ、海外ではカラカス(ベネズエラ)、ミュンヘン(ドイツ)やベニス(イタリア)で同日開催され「HOPE」が披露される。
 すでにニューヨーク市内6番街の名物となり、世界中の旅行者や写真好きに愛されている「LOVE」と同じく、7番街の新たな名所として、またソーシャル・メディアなどを通し世界に希望が拡散することを期待しているという。インディアナさんは、「このアートの写真をアップする際には、ハッシュタグ「hopeday」をつけて、この作品のもつポジティブなメッセージを発信してほしい」と述べた。

同所はいつも多くの人々で賑わっている。