血まみれのスエットシャツに非難殺到 人気アパレルアーバン・アウトフィッターズ

 若者を中心に人気のカジュアルブランド「アーバン・アウトフィッターズ」がこのほど、血で染まったようなデザインのスエットシャツを販売し、消費者やメディアから多くの非難を受けている。
 問題の商品は胸元に大きく“KENT STATE UNIVERSITY”のロゴと共にプリントされ、赤色でムラ染めのように色付けされており、左脇の辺りには血しぶきにも見える染色が見られるというもの。
 プリントのデザインの元となっているケント大学では、1970年に4人が死亡、8人が負傷する銃乱射事件が起きており、この商品は事件を呼び起こさせるものだと苦情が寄せられている。
 これに対しアーバン・アウトフィッターズは、「意図したものではないが、多くの誤解を招いたことを申し訳なく思う」と謝罪している。