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ニューヨーク育英学園全日制部門(ニュージャージー州イングルウッドクリフス、岡本徹学園長 )幼児部年長クラス(27名)は8月28日、29日に男女5人の先生の引率のもと、1泊2日の宿泊行事を行った。行き先は、学園からスクールバスで北へ約1時間、ニューヨーク郊外のスローツバーグにある自然が豊かなベーカーキャンプ場。全日制幼児部が3年前より始めた試みである。
子ども達は、湖と緑に囲まれたキャンプ場に着くと一斉に森へ向かって走り出し、木にぶら下がったり草むらの探索や虫の観察をしたり、一人ひとりが緑や木の温もりを肌で感じることのできる体験をした。「空気がおいしい」「緑がきれい」「森の中って気持ちがいいね」と言う声が方々から聞こえ、子ども達にとって自然の中で過ごし、クラスメートと戯れることは格別な時間となった。
夕刻に行われたキャンプファイヤーでは、森の中から「火の神」が現れ薪に点火。炎の前で歌を唄ったり、マシュマロを焼くスモア作りを楽しんだ。その後、キャビンに戻ってそれぞれの寝袋に入り、就寝した。
今回の宿泊行事では、寝食を共にすることにより仲間同士の絆がより深まり、家を離れて自然の中で生活をすることによって園児たちはひとまわり成長し、頼もしさすら感じさせる、思い出に残るお泊り保育となった。
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