ロサンゼルスに拠点を置くソーシャルメディアマーケティング会社、ハロー・デンジンが会社の宣伝のためインターネットで配信しているハムスタービデオシリーズの第3弾に、ホットドッグ早食いコンテストのチャンピオン小林尊さん(36)が出演し、話題を集めている。
同ビデオシリーズの新しいアイデアをファンに公募した所、一番多かったのがハムスターの早食い競争だった。ミーティング中チームのひとりが「小林尊と戦わせてみたらおもしろい」と発言。はじめは皆冗談と捉え笑ったが、徐々にその面白さを実現できるのでは思い小林さんに依頼、今回のビデオ撮影に至った。
ビデオでは10分間で69個のホットドッグを完食という世界記録を持つ小林尊さんとハムスターが早食い競争を繰り広げている。小林さんがウィンナーを半分に割って食べる有名な「ソロモン式」でホットドッグを飲み込んでいく横で、ハムスターも次々とホットドッグもどきを平らげていく。最後は15—10で小林さんが負け、ハムスターの首にメダルを掛けるところで終わっている。
専任のシェフが作っているというハムスター用のホットドッグは、ぶどうやデーツ、にんじんでできており、収録時のハムスターの気分によって変えるという。
同社の創設者ジョール・ジェンセン氏は「彼はとても気さくで、私たちのプロジェクトに参加してくれ、わざとハムスターに負けてくれた。このビデオを制作するのは本当に楽しいのでこれからも続けて行きたい」と話した。
同動画は公開2日で視聴数100万回を越えている。