ザ・ジョイオブサケ 370以上の日本酒銘柄が一同に

 マンハッタン区のアルトマンビルで18日、日本酒の試飲イベント「ザ・ジョイオブサケ」が開催された。日本で始まった同イベントは、ニューヨークでは2004年の初開催以降毎年行われている人気のイベント。

 当日はホノルルで開催された「The US National SAKE appraisal(全米日本酒歓評会)」で登場した吟醸や大吟醸、純米など370種類以上のワールドクラスレーベルの日本酒が用意された。また酒だけでなく、ニューヨーク屈指の14店舗のレストランからアペタイザーも用意され、好評を博した。
 会場では女性客も多く見られ、ニューヨークでの日本酒の注目度が年々高まっていることが伺えた。フュージョン寿司で有名なSUSHI SAMBAのベバレッジディレクターを努めるクレイグ・A・タバンデラ氏は、「酒を知らない人に酒の知識を広げるいい機会だ」と話した。会場に訪れた参加者は、酒のテイスティングやフードを通して会話を楽しんでおり、終始賑やかなムードに包まれた。