ことし4月、マンハッタン区に、北米初となる猫カフェが4日間限定でオープンし、多くの愛猫家が行列を作ったが、この人気を受け期間限定ではない新たな猫カフェの開店準備が進んでいる。
猫カフェ「リトルライオンズ」の責任者エリン・マクシェインさんは、一年前から開店準備を進め、このほどクラウドファンディングで6万5000ドルの資金集めキャンペーンを開始したことを明らかにした。
マクシェインさんは、業務の柱となる猫の里親探しを、2つの動物保護団体「Anjellicle Cats Rescue」と「the Animal Care&Control(ACC)」と提携し行っていくと話しており、手続きには里親の審査や家庭訪問も含まれるという。また猫のエサ代や獣医費用に充てるため、顧客から1時間5ドルの入店料を取る予定。
同カフェは動物のいる店舗で飲食物を提供することになるため、マクシェインさんはすでに保健局と連絡を取り合い、猫のスペースとコーヒーを作るスペースを厳格に分離するなどの対策を考えている。さらに猫に静かな環境を与えるため、大きな音をたてるコーヒーマシーンなどは設置しない方針だと説明した。
資金が順調に集まれば、同カフェはダウンタウン東で来春開店予定となる。