摩天楼からの魅了で作品 命知らずの17歳が撮影

 432パークアヴェニューの摩天楼をはじめとする数々の超高層ビルから撮った写真を記載する少年のインスタグラム(画像投稿サイト)がこのほど注目を浴びている。
 高さ1398メートルに及び、西半球で一番高い住宅ビルとなるパークアヴェニュー摩天楼からの景色をとらえたのは17歳のデミッド・レベデブさん。自身を都会探検家と称するレベデブさんは他にも「天国を垣間見た」というキャプションと共に煌めく雲の間に見えるワン・ワールド・トレード・センターとエンパイアステートビルの写真を投稿したり、高層ビルの端に立つ自身の写真を載せたりしている。
 しかし彼の行動は、8月にブルックリンブリッジの旗を取り替えたドイツ人やワールドトレードセンターからパラシュートで飛び降りたベースジャンパーなど、最近ニューヨークの観光地で問題を起こしている人々の行動に相当するもの。これらの件は不法侵入などで刑事問題になっており、ニューヨーク市警察が捜査に乗り出しているかは不明なものの、レベデブくんにも同様の罪が問われる可能性が高いという。