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2014.10.08 DAILY CONTENTS NEWS

ニューヨーカーの曲の好みは、在住地域で一目瞭然!?

 人気インターネット・ストリーミングとラジオ局Pandoraがリスナーと定期購読者に行なった調査によると、住んでいる地域によってよく聞かれている曲のジャンルに好みがはっきりと分かれ、ニューヨーク市内のエリアごとのキャラクターが浮き彫りになった。
 この調査から見えてくる曲の好みは、民族や人種、生活スタイルの人口統計学と密接な関係があるようで、例えば、セントラル・ハーレムでは、スロージャム、南部ヒップホップなどアフリカン・アメリカン音楽が人気ジャンルだという。同じハーレムでも、イースト・ハーレムでは、ラテン音楽がトップ3を占める。
 ローワー・イーストサイドでは、インディーロックやダンスがランクインした。アッパー・ウエストサイドではヨガのステーションが人気で、それぞれのエリアのもつ先鋭や、家族が多く住むなどの特徴が顕著に表れている。
 一方、皮肉ともいえる結果となったのは、グリーンポイントで、ヒップスターBBQやヒップスターカクテルパーティーなどがランクインした。もっとも曲の好みにばらつきが出たエリアは、ボローパークで、トップにジューイッシュ・コメディがランクインする一方、プログレッシブ・ハウスも3位に入った。
 米ニューヨーク・デイリー・ニュース紙によると、インターネットラジオの78%を運営し、250万ものリスナーやユーザーをもつパンドラ社が作成したこのランキングは、信用性が高いと伝えている。

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