食を通して日米の文化交流を目指す五絆ソサエティー(川野作織代表)主催の「秋まつり」が9日、ブルックリン区のブルックリン・ブルワリーで開催された。4回目を迎えた今年は、昨年を上回るほどの来場客が集まる大盛況のイベントとなった。
昨年に続き出店したモリモト、ブルーリボン、博多トントンなどの他、ジャン・ジョルジュやグラマシー・タバーンなど、ニューヨークを代表するレストランが一堂に会し、それぞれが季節の食材を使用した自慢の一品を提供した。訪れた人々は普段なかなか行くことのない高級店の味も食せるとあって、日本酒や焼酎カクテル、ワインのテイスティングと共に秋まつり限定の特別メニューを楽しんだ。
またKaoru Watanabe Taikoによる太鼓パフォーマンスや高級レストランの食事券を販売するサイレントオークションも行われ、会場は終始活気に包まれた。
川野代表は、「ニューヨークのトップレベルのレストランに声を掛け、皆二つ返事で参加してくれた。回を重ねる毎にお客様も増えイベントがパワーアップしていることが非常にうれしく、またこのイベントが日米のシェフの交流の場にもなっている」と、出店したレストランと来乗客に感謝の意を述べた。