教育と学校経営専門のシンクタンク「コアネット」主催の帰国生を対象とした入試セミナーが25日、育英学園ニュージャージー校で開催される。
同セミナーでは埼玉県にある昌平中学・高等学校の城川校長先生が、これまでの帰国生入試を振り返り、来年度以降の帰国生入試全般について説明する。
近年日本企業のグローバル展開などにより、海外在留邦人子女数が増加。特に2014年の中学入試が視野に入る10年以降の在留邦人子女が増えており、帰国生入試の母集団が大きくなっている。また、今まで帰国生入試を行っていなかった学校が新たに帰国生入試をスタートさせ、既に行っていた学校においては、帰国生にとって受験しやすいように入試内容を工夫されてきているなど、受け入れる学校側も変化している。
こうした背景から、帰国生を対象とした中学受験が盛況だった14年は、10年と比較すると約15%も出願数が伸びている。
既に帰国が決まっている人や、今から情報収集したい人にとって、日本の学校の帰国生入試事情を詳しく聞ける貴重な機会。当日参加した人にはもれなく、2014年に行われた「洗足学園中学・高等学校」、「東京都市大学等々力中学・高等学校」、「広尾学園中学・高等学校」、「昌平中学・高等学校」計4校の入試問題を配布する。奮って参加を。
日時:10月25日(土)午後3時〜
場所:育英学園ニュージャージー校
8 West Bayview Ave, Englewood Cliffs, NJ
問い合わせ:hyoshida@us-benricho.com(吉田まで)