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ニューヨーク州都市交通局(MTA)は25日、ニューヨーク市内に地下鉄がうまれてから110年を迎えたことを記念して、レトロなヴィンテージ車両を運行させ、ニューヨーカーを楽しませた。この電車は、ロウボルテージ(Lo-V)タイプの電車で、1924年から1969年までハーレム―シティホール間を行き来していた。
ヴィンテージ電車は、多くの色があしらわれた昔ながらのデザインで、ブロードウェイ沿いを通る1、2、3番線の96丁目駅とタイムズ・スクエア42丁目駅の間を当時のように低い電圧量で運行した。通常の地下鉄運賃のみで、追加料金は発生しない。
初めて地下鉄が市内を走ったのは、1904年10月27日のこと。110年後の同日、午前11時から午後3時にも運行され、平日にも関わらずたくさんの人が訪れていた。年配の米国人は口々に「懐かしい雰囲気だ」といい、車内の細部にまで目をやり興味深く写真を撮る姿が多く見受けられた。また、子どもに電車の歴史を熱心に教える母親の姿もあった。
車内広告も親しみやすいデザインが多く、通常走行している電車内よりも少し暗いが、オレンジ色のライトが和やかな気持にさせ、大人も子どもも、笑顔が絶えなかった。
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