ハロウィン色に染まるNY 今年も各地でイベント開催

思い思いのコスチュームに身を包んだ人々で賑わう同市


 今年も、街がジャック・オ・ランタンや不気味なディスプレイに染まるなか、ニューヨーク市にハロウィンがやってくる。当日の31日は金曜日となるため、一段と盛り上がりそうだ。
 マンハッタン区で人気なのは、毎年恒例のハロウィン・セレブレーション。今年のコスチュームは、アンジェリーナ・ジョリー主演で話題となった「マニフィセント」や「アナ雪」などが人気になるのではとの噂もある。また、変わり種としては、エボラカップルコスチュームなるものも販売され、話題となっている。アッパーウエストサイドでは、道路を封鎖し4000人の子どもたちがそれぞれの仮装に身を包んで行進する予定だ。グリニッジ・ビレッジでも、「第24回子どもハロウィン・パレード」が開催される。ブルックリン区ベッドフォード・スタイベサントでは、「近隣住民による近隣住民のための子ども&ペット」ハロウィン・セレブレーションが行なわれる。
 その他、同市のイチオシのイベントは以下のとおり。(イベント開催は10月31日)<アメリカ自然史博物館>トリック・オア・トリートの他、ライブ演奏、マジックショーなど目白押し。午後4時〜7時。チケット11ドル。<トリニティ教会>ローワーマンハッタンの名所、トリニティ教会が本物の墓地を開放。1925年のサイレント映画「オペラ座の怪人」も上演する本格派。3時〜8時半。入場無料。<クイーンズ動物園>トリック・オア・トリートの他、動物たちと一緒にハロウィンを祝うことができる。3時〜4時半。仮装している12歳以下の子どもは無料。
 仮装をする人もしない人も、子どもから大人まで、〝トリック・オア・トリート〟に出かけてみてはいかがだろう。