RELATED POST
このほど商品名の著作権をめぐって争われていた裁判で、高級デパートのSaks Fifth Avenueが敗訴した。
事の発端は、ニュージャージーで自営業を営むキャリー・サラベラさんが販売していた犬用のスナック、「Snaks 5th Avenchew」。この商品名がマンハッタン区の老舗高級デパート「Saks Fifth Avenue」の名前を無断で使用し、著作権を侵害していると判断したデパート側がサラベラさんに「名前を変更しなかった場合、提訴する」と警告した。しかし、サラベラさんは警告を受けず、著作権問題を専門とするサム・イスラエル弁護士と相談し、裁判に乗り込んだ。
同弁護士は、固有名詞をパロディー化した名前は商品名として使用しても違法ではないとする法律(Fair-Use Law)の下、正当な商品名として受け入れられているペット用香水ブランドのTommy HolendiggerやおもちゃブランドのChewy Vuittonなどを証拠として提出した。
これを受けて、デパート側はサラベスさんに対する法的処置を撤回すると発表した。事実上勝訴したサラベスさんは「自分の商品名が認められて本当に嬉しい」と話している。
さらに今回の裁判でブランドの知名度が上がったため、客の増加にも繋がったという。一方、デパート側は「これからもブランドの名を守っていくことに変わりはない」と述べている。
RECOMMENDED
-
世界最強パスポートはどの国? 日本2位、アメリカは9位に
-
「世界一繁盛」のトレジョはNYのここ レジ数、従業員数は平均の3倍
-
今年はNYで4つの美術館がリニューアルオープン!ニューヨーク・タイムズの「訪れるべき場所」にも
-
NYのレストランがLA火災山火事救援 あなたも参加できるイベント
-
スト長期化で価格上昇の懸念 港湾の供給網を寸断、品不足も
-
ウェグマンズに待望の「寿司レストラン」がオープン 場所はマンハッタン、キーは現代的な日本食か
-
独身がパスポート持って旅をするのに「人気の国」はどこ? 日本は5位、アメリカは圏外
-
老朽化したミッドタウンが生まれ変わる、2032年に「新ポート・オーソリティ」が完全オープン
-
NYで最安かも!? インスタで話題の「2.15ドル」バーガーを実食してみた
-
ブラウスやニットに合わせるイヤリング 4種の「NY流」組み合わせ方を紹介