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ニューヨーク市で手数料無料のATMマシンを展開する「FreeATM」は4日、その第1段階として、25台を市内各所に設置すると発表した。広告収入で成り立つため、手数料がかからない同ATMマシンは、まずマンハッタン、ブルックリン、クイーンズの3区にそれぞれ設置されることが決定した。
市内の小売店からの強い要望により、同日までに既に55カ所で登録が行われており、今年12月には第2段階としてさらに30台が設置される予定。共同創設者で最高経営責任者のクリントン・タウンゼント氏は、「口座を開設している銀行の支店がない地域に住む消費者は、1〜3ドルかかる手数料を支払い独立経営のATMマシンを利用するしかないが、FreeATMはどの銀行の口座を所有する人でも、広告を見るだけで手数料無料で利用できる。その見返りとして、利用者が地域で消費し、市の活性化に役立ってくれればと願う」と語った。
同マシンで流される広告は、マシンが設置された地域や設置場所などにより特定の層の消費者に的を絞ったものとなる。また、広告だけでなく、メトロUSから配信される全国及びローカルのニュースも流れる。
FreeATMは、ニューヨーク州イサカ市に本拠地を置くカユガ・ベンチャー・ファンド(CVF)に属する先進的な考えを持つ投資家たちの支援によって実現した。
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