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4日夜に中間選挙の開票が行なわれ、ニューヨーク知事選では、民主党所属現職を務めるアンドリュー・クオモ氏が2期目の当選を果たした。AP通信やCNNが速報した。ブルームバーグによると、民主党所属の知事再選はアンドリュー氏の父親、マリオ・クオモ氏の1990年以来で初めて。
対立候補だったのは、クオモ氏のエボラ熱対策を批判していた共和党のロブ・アストリノ氏。56歳の現職知事は、固定資産税や州予算および税の削減や同性間結婚に関する法令など、これまでの同州への貢献をアピールし、共和党新人を退けた。
36州の知事選や11月4日の中間選挙が重要とされているのは、この選挙での政党別勢力分布が2016年の大統領選挙に大きな影響を及ぼすため。今回の選挙では、現行の政策や昨今の不景気への不満から現職が厳しい戦いを強いられることとなり、ペンシルバニア州では共和党の現職知事が敗れる結果に。NBCによると、同州知事選で2期目を目指す現職が敗れるのは初めてのことだという。選挙全体としては、共和党がいくつかの接戦州で勝利をおさめ、政権奪回へ向けて追い風となると期待する。
アンドリュー・クオモ氏は、ヒラリー・クリントン氏が大統領選に出馬しなかった場合、候補として擁立される可能性があるという。
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