サイクリストに新法案!? 新たな法案、13日提出へ
〝運転〟中にテキストを打ったりするなどの携帯電話の使用禁止は、車のドライバーのみならずサイクリストにも適用されるべきだとする法案が13日、ニューヨーク州に提出される。
ニューヨーク・タイムズ紙によると、この法案の提出はブルックリン区の市会議員、マーク・トレイジャー氏によるもの。現在、車の運転中に携帯電話を使用することが州の規定により違法とされているが、これをサイクリストにも適用すべきと提案している。また、一般の道路だけでなく〝自転車天国〟でも禁止すべきで、違反者は初犯でも罰せられるべき、と追加されている。
提案書の中で、テキストを打ったり携帯電話で話すなど運転中の使用が発見された場合、初犯で50ドル、再犯で最高200ドルの罰金となるという。
トレイジャー氏は、「この法案が安全な自転車利用を促進するだけでなく、歩行者や街全体での交通事故減少につながると信じている」と述べている。
最近の調査によると、2004年から2011年の間に州でおよそ8000人の歩行者がサイクリストとの交通事故で負傷している。今年に入ってからは、歩行者2名が自転車との事故で死亡した。
両耳にイヤフォンを装着して自転車を運転することはすでに州の法律で禁止されているが、法案が可決されれば、サイクリストに新たな禁止事項が増えることになる。