The Museum of Modern Art/MoMA
日〜土: 午前10時半〜午後5時半(金曜は午後8時まで)
【場所】The Museum of Modern Art: 11 W 53 St
(bet 5th & 6th Ave)
【料金】一般:25ドル/学生:14ドル/シニア:18ドル/
16歳以下:無料 ※金曜は、午後4時〜8時まで無料
【Web】www.moma.org
数あるニューヨークの美術館の中でも、ひときわ人気があるニューヨーク近代美術館ことMOMA(モマ)。米国が誇る近代美術の宝庫と言っても過言ではない。
現代という時代を見据えた初の美術館として1929年に設立。そのコレクションには、1880年代のヨーロッパの革新的なアートから今日に至るまであらゆる時代のビジュアル文化を代表する作品が所蔵されている。
「Henri Matisse: The Cut-Outs」
【日時】開催中~2月8日(日)
20世紀を代表するフランス画家、アンリ・マティス氏。がんの手術後に体力が低下、絵を描くことができなくなり切り絵に転向したが、その仕事は複雑な形や抽象的な切り方で、力強い生命力を感じる。世界中から集められた作品は、鮮やかな色、何枚もの紙を重ねたものや巨大なものまでと見応えがある。最晩年となった3〜4年の切り絵作品に焦点を当てた大規模な回顧展。
), 1947. Gouache on paper, cut and pasted. 18¾ x 20 3/8 (47.7 x 51.8 cm). Mr. and Mrs. Donald B. Marron, New York. © 2014 Succession H. Matisse / Artists Rights Society (ARS), New York”]
「Sturtevant: Cut to Swipe」
【日時】開催中〜2015年2月22日(日)
米国人アーティストSturtevant氏(1924〜2014)の50年に及ぶ活動を広範囲にわたり紹介する。およそ50点の作品は、ペインティングやドローイング、フォトグラフィー、スカルプチュアなど。
1960年のニューヨークでのグループ展を皮切りに、64年よりコンテンポラリーアートの制作を始める。
アンディ・ウォーホル氏やジャスパー・ジョーンズ氏のアイコニックな作品を同作家の手で表現したもの作品もあり、これほどの規模で開催されるのは米国初となる。
「Cut to Swipe」
【日時】開催中〜2015年3月22日(日)
80年代のテレビやカメラ、インターネットなどのメディアとパフォーマンスアートにフォーカスした展示。Dara Birnbaum氏の代表的なインスタレーション「PM Magazine」、Kevin Beasley氏やKen Okiishi氏、Luther Price氏など沢山のアーティストの作品を通し、コンピュータ・グラフィックスが発達する以前に実験的な映像制作の手段として注目されたメディアアートを見てみよう。
「The Paris of Toulouse-Lautrec: Prints and Posters」
【日時】開催中〜2015年3月22日(日)
19世後半、アヴァンギャルドなポスターや絵画、イラストレーションを新聞や雑誌などで発表した画家、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック氏(1864〜1901)。100点にも及ぶ作品は同作家の活動絶頂期のもので、傑作として知らているものばかり。パリのムーラン・ルージュをはじめとしたダンスホールや酒場など、デカダンな時代の空気感じられる。