探し出した息子が警察署に iPhoneのアプリ使い判明


 10月31日、息子の帰宅が遅く心配になった母親がiPhoneの探知機能を使い息子の居場所を追求した結果、ジャマイカ管区の警察署にいることを突き止め、窃盗罪の罪に問われていることが発覚するという事態が発生した。
 16歳の少年と仲間二人は現在、先月ヒルサイドとジャマイカ通りの間、179〜185丁目で起きた4つの強盗事件の容疑者となっている。4件のうち2件はハロウィンの晩、2時間という短期間に起き、残る2件は10月上旬に起きたとみられている。犯行手口はどれも被害者が後ろから迫って来た容疑者たちに頭を殴られた上、携帯電話や財布を盗まれるというものだった。少年たちの名前は公表されていないが、警察によると彼らは31日夜11時30分頃にヒルサイド通り、179丁目で起きた窃盗の罪に問われている。しかし他の3件については証拠不十分で逮捕状が取られていないため、まだ起訴はされていない。
 少年の母親は「2〜3時間にわたり何度も電話を掛けたが、息子は電話に出なかった」と警察に話しており、少年は「母の言うことを聞いて帰宅すればよかった」と犯行を認めるような発言をしている。警察によるとこの少年は10月に窃盗と暴行で2回の逮捕歴があるという。