宝石強盗捕まる、ダイヤモンド地区 事件に関与の男1人

 マンハッタン区のダイヤモンドディストリクト(西47丁目)にある宝石店で先週起きた宝石強盗事件に関与した疑いの男が17日、ニューヨーク市警察(NYPD)に逮捕された。
 当局の発表によると、ロンドゥ・フリスビー被告(37)は同日午後4時頃、マンハッタン区北部の自宅にいるところを連行され、ミッドタウンの警察署で取調べを受けた。その間に、家宅捜査令状を取得した警察が、盗まれた宝石や現金、その他の証拠を探すために同被告の自宅を捜査した。
 連邦裁判所において18日、強盗罪で起訴された同被告は、ビル内に設置された防犯カメラが捉えた2人の実行犯とは別の男で、どのような形で事件に関与していたかについては明らかにされていない。防犯カメラが捉えた画像に映っていた2人の男のうちの1人はレオン・フェナー容疑者(58)と特定され、顔写真が一般公開された。同容疑者は、配達人のふりをして店に入り、店員を銃で脅し金庫の中の宝石や現金を奪った疑いがもたれている。
 NYPDは現在、同容疑者と、事件に関与したとみられるもう1人の男の行方を追っている。同事件は、11日午後2時30分ごろ、西47丁目23番地8階にある宝石店で起きたもので、50万ドル相当の宝石と6000ドルの現金が盗まれている。