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サンタの衣装に身を包んだニューヨーカーたちが練り歩き、お酒を飲み明かすイベント、「サンタコン」の開催地をめぐってイーストビレッジが今年は受け入れを拒否する声明を発表した。
ホリデーシーズンを盛り上げる風物詩である同イベントは、今年はブシュウィック地区で開催されると発表されていた。しかし、3万人にものぼると見られている参加者を受け入れられるだけの場所がブシュウィックには無いことが判明したため、新たな候補地探しが再開された。そこで去年の開催地であったイーストビレッジにサンタコンが戻ってくるのではとバー協会LES Dwellersが懸念するようになり、同地域に並ぶバー、クラブ、パブに参加者の入店を断るよう要請した。同協会は店の前に貼り付ける「サンタコン参加者お断り」と書かれたチラシも配布し、サンタコン開催へ断固反対の姿勢を見せている。
主催側はチャリティイベントとしているものの、毎年サンタコンは朝から泥酔した人々が路上で放尿や露出、暴行などの騒ぎを起こすことでも有名で、住民たちから多くの苦情が寄せられる。これを受けて主催者は「今年はイーストサイドにサンタコンが来ることはない」と話し、近隣の住民の声も重視しながらイベント開催したいとしているが、開催地は13日まで明かさないとしている。
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