ジャパン・ソサエティー(JS)舞台公演部では12日、沖縄・先島地方発のポップ・フォークバンド「SAKISHIMA meeting (サキシマ・ミーティング)」を招き、《三味線セッション!》シリーズの最後を飾るライブ・コンサートを行う。
サキシマ・ミーティングは、八重山民謡・沖縄民謡の三線技法だけでなく、津軽三味線やブルース・ギターなどさまざまな技法を取り入れ、独自のスタイルを形作っている新良幸人(あら・ゆきと)と、アコースティック・ギターを奏でながら宮古島の方言(ミャークフツ)で歌う下地勇(しもじ・いさむ)の二人からなるデュオのグループ。
琉球の宮廷音楽から民俗音楽、そして現代のポピュラー音楽にまで欠かすことのできない、沖縄文化を象徴する楽器「三線」。胸にホロリとせまる旋律に南国の軽快なリズムを合わせ、抜群の歌唱力と演奏技術で聴衆をひきつける彼らの音楽に浸ってみては。
同公演は、JS1階に位置するムラセ・ルームにて、〝食べながら・飲みながら〟のカジュアルな「キャバレー・スタイル」で上演される。また、公演前にはNY沖縄県人会会長であり、日本の文化を紹介するブログJapanCulture・NYCの創立者であるスーザン・ハマカー氏によるレクチャーも開催。沖縄料理と沖縄ビールに舌鼓をうちつつ、サキシマ・ミーティングの軽妙でほっこりあたたまる音楽に酔いしれながら、沖縄の文化を堪能できる。
会場:JS1階 ムラセ・ルーム
333 E 47th St(bet 1st & 2nd Ave)
日時:12月12日(金)午後8時半 ※1回公演限り
午後7時バー・オープン、午後7時半からトーク
チケット料金:一般25ドル/JS会員20ドル
問い合わせ:212-715-1258(月~金:午前11時~午後6時、土日:午前11時~午後5時)
www.japansociety.org