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米紙デイリーニュースは、2008年7月から2013年6月までのニューヨーク市の地下鉄の乗客数と犯罪件数を調査分析し、駅ごとのデータを15日発表した。同期間に市内地下鉄沿線では重罪と軽罪を合わせ約4万8000件の犯罪が発生した。
犯罪の報告件数が多いのは主要乗り換え駅で、タイムズスクエア、125丁目、ユニオンスクエアの駅であった。また犯罪発生率がもっとも高いのは、ブロード・チャンネルとビーチ105丁目(クイーンズ区)、ブロードウェイ・ジャンクション(ブルックリン区)の各駅。
一方、犯罪発生件数の一番少ない地域は、アクダクト・レーストラックとハンターズ・ポイント・アベニュー(クイーンズ区)、77丁目(ブルックリン区)の駅で、発生率のもっとも低いのがウォールストリート2・3番線、4・5番線の両駅と77丁目駅であった。また、軽罪の性犯罪がもっとも多いのはグランドセントラル駅。
2009年から12年の間に犯罪発生件数は12%減少しており、乗客数の増加を考慮すると発生率は16%の減少となる。
もっとも多い犯罪は窃盗(1万3000件)で、以下武器所持(5361件)、暴行(4370件)、強盗(3756件)と続く。
犯罪の40%は午前11時から午後5時までの間に発生しており、特に10代の学生の帰宅時間となる午後3時から4時には、4668件の犯罪が報告されている。
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