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2013〜14年度の教員評価アンケートの結果が16日公表され、マンハッタン区に勤める教員のうち、最高の「もっとも(指導が)効果的」と評価を受けた教員は全体のわずか10%に留まっていることが分かった。
州教育委員会のジョン・B・キング氏によって発案されたこの教員評価制度は、教員の指導力を4段階に分けて測るもの。今年マンハッタン区の教員のうち、最高評価の「もっとも効果的」とされたのは全体の9.2%、「効果あり」は82.5%、「成長中」は7%、そして残る1.2%が「効果見られず」との評価を受けた。
一方で、ニューヨーク州のマンハッタン区以外で最高評価を受けた教員は58.2%と高水準だったため、評価制度の概要に疑問の声が上がっている。評価は生徒たちの学力試験の結果や校長による授業視察を基準に決められるが、市それぞれが他にも基準を作成できるため、単純にマンハッタン区と他の地域の結果を照らし合わすことはできないとニューヨーク市は説明している。
教員をデータのみで評価するこの制度には批判が殺到しており、「マンハッタン区とその他の地域でこれほど差が出るのは、制度そのものが機能していないことを表している」と話す教育関係者もいる。州教育委員会は制度改善に務めるとしている。
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