「ズボンなしで乗車」大会開催 今年も真冬のさなかに

 11日の日曜日、ニューヨーク市で「ズボンなしで乗車」(No Pants Ride)大会が行われる。
 この「ズボンなしで乗車」大会は、「公共の場に楽しさを!」をテーマに、2001年にニューヨーク市で創立された団体「インプルーブ・エブリウェア」が主催するイベントで毎年1月に開催、今年で第14回目を迎える。
 本大会は「国際レベルでおバカをやろう!」と7人の男性メンバーによって開始され、13回目となった昨年は同市では女性を含む4000人が参加。昨年には25カ国60都市が参加し、当初の目的を果たす一大イベントにまで成長した。昨年は上海と香港が初参戦。今年も、ロンドン、ベルリン、バンクーバーなどの海外都市をはじめ、アメリカでもニューヨークの他LA、ボストン、シアトルなどの都市で開催が決定している。
 参加希望者は、セントラルパークのグレートヒルなど、ImprovEverywhere.comで指定されている市内7つの集合場所いずれかに同日午後3時きっかりに集まること。参加は無料で、参加資格として冬のコート、帽子、マフラー、手袋などの防寒はするのに、ズボンだけ身につけてはいけない。各自別々の駅からランダムに乗車し、ズボンなしの仲間を電車の車内で見つけても、お互い知らないふりをするのが唯一のルールだという。
 英語のパンツは日本語のズボンの意味なので、日本人が読んだ通りのパンツなしで乗車したら確実に逮捕されるので、参加希望者は注意されたし。