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アルコール飲料の中でワインがもっともヘルシーだとこれまで信じられてきたが、カリフォルニア州立大学の教授が、ビールがもっとも健康的であるとの新説を発表した。
同大学デイビス校醸造科学科教授のチャーリー・バンフォース氏によると、ビールには豊富なたんぱく質や繊維が含まれ、セレンやビタミンB、リン、葉酸、ナイアシンの量はワインに勝る。また、骨粗しょう症の進行を抑制することが研究により明らかにされたシリコンを含む、数少ない食品の一つでもあるという。
同氏は予備調査の段階で、胃腸内の良性バクテリアの栄養となる微生物がビールに含まれる可能性も示唆している。また、ビールにはワイン同様に抗酸化物質も含まれ、ポリフェノールなどは、ワインよりもビールの方が容易に体内に吸収されるという。同氏は、ワイン業界が赤ワインはヘルシーであると宣伝して、ビールは太るだけのような悪い印象を消費者に与えることは営業妨害だと非難した。
アルコール消費による健康への影響の研究者で、元医師のアーサー・クラツキー氏は、飲酒による健康の恩恵を受けたいのであれば、平均的な男性ならば1日に2、3杯、女性なら1、2杯に留めておくべきだという。飲み過ぎは、肝臓に負担をかけるだけでなく、アルコール中毒で死亡する場合もあると忠告している。
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