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ニュースサイト、ディーエヌエー・インフォによると、昨年度ブルックリン区ベッドフォード・スタイベサントのニューヨーク市警第79管区に市民から寄せられた苦情が前年比50%減少していることが分かった。
ベッドフォード・スタイベサントでは昨年12月20日に、巡回中だったNYPDの巡査2名が射殺される事件が起きている。また、実行犯のイスマイル・ブリンスリー容疑者(当時28)は、犯行前に犯行予告と警察に対する怒りをソーシャルメディアサイトに投稿していた。この事件を含め、最近起こっている警察への抗議デモなどを受け、警察に対する市民の反感は増加しているものと見られる一方で、2013年には81件だった市民の警察に対する苦情が2014年は36件と、大幅に減少していると発表された。
同じブルックリン内でも第81管区の苦情率は19.4%しか減少しておらず、第79管区はブルックリン区全23管区のうち、もっとも苦情件数が下がった。
市会議員のロバート・コーネーギー氏は「この減少率は長年培われてきた市民と警察の友好的な関係向上の成果だ」と話し、「その関係は警察射殺事件が起きた現在も変わっていない」としている。
第79管区のジョン・チェール司令官も「我々警察はすべてが完璧というわけではないが、市民との関係改善に向けて努めている」と話している。
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