商業訴訟専門の弁護士事務所を最近解雇され、職を失ったデニス・ドイルさんがバスケットボールチーム、ニックスの全試合を観戦することに挑戦している。 長年ニックスのファンだったというドイルさん、無職になったことでできた時間を利用しニックスに投資するつもりで再起をかけているという。
口座から2万5000ドルを引き出し、海外遠征を含むニックス・2014〜15年シーズン、全82試合のチケットを購入した。今月8日にロンドンで行われた試合も、旅費を抑えるためにアイスランド経由で750ドルの航空券を購入したが、すでに旅費だけでも9000ドルの出費があったという。
その他にもシーズンチケットを購入するのに3500ドル、海外試合のチケット代4000ドル払った。
しかし、ニックスは今のところ5勝35敗と成績低迷に苦しんでいる。過去26試合のうち25試合は負けており、屈辱の15連敗という記録も伸びるばかりだ。
エースのカーメロ・アンソニー選手が怪我で不在の今、ドイルさんの友人たちは無謀な投資から身を引くよう促しているが、ロイドさんは「今さら止めることはできない。自分で始めたこの挑戦は続けるつもり」と決意をあらわにしている。