マニキュアというと女性のものというイメージが定着しているが、近年ネイルを好んで施す男の子が増えており、ニューヨークで新たなトレンドになりつつあると米メディアが伝えている。
「カラフルな色が好き」と話す1年生のフラン・デッドモンくんは3歳の頃からマニキュアに興味を持ち、それ以来爪先をネイルカラーで彩るのを楽しんでいるという。何でもお姉ちゃんのマネをしたがるという5歳のヴァレン・パーチョノックくんもネイルサロンに行くのを楽しみにしている。
男の子がネイルを楽しむこのトレンドはセレブの間にも広がっており、歌手のグウェン・ステファニーさんによると、彼女の2人の息子、キングストンくんとズマくんも自ら進んでピンク色のネイルをして登校しているという。ジョリー・ピット家のマドックスくんとパックスくんもネイル好きであることが知られている。今や男の子向けのスパサービスを提供するネイルサロンも台頭している。
中には男の子がネイルをすることに対して批判的な目を向ける大人もおり、12歳のルーク・ブレイショウくんのようにネイルをしていることでいじめられる場合もあるが、「社会規範にとらわれず、男の子であろうと女の子であろうと自分自身を表現するのはいいこと」と息子の意見を尊重し、見守る親が多いようだ。