昨年12月にニューヨーク市警察(NYPD)の警察官2人が銃撃され殉職した事件を知ったテキサス在住の少女が、NYPDの警官に感謝の気持ちを表すカードを200通も手作りし、それらが1月8日同庁へ送り届けられたことを米紙デイリーニュースが伝えた。
テキサス州タイラー在住のサバンナ・ソリスちゃん(10)は殉職事件を知り、「とても悲しくショックだったけど、私たちを日々守ってくれる警察官の皆さんにどうしても感謝の気持ちを伝えたくなり手作りカードの製作を開始した」と話しており、4週間かけてカードを作ったという。
ソリス家の知り合いにNYPDの家族がいたことから、この話はブロンクス区41分署の警官ビクター・カブラルさんに伝わり、テキサスから送られたサバンナちゃんのカードは、カブラルさんの手によって同分署の警官らに1枚ずつ手渡された。200通のカードには殉職警官の未亡人に宛てたお悔やみのカードも含まれているという。
大きくなったら警察犬部隊の警官になりたいと話すサバンナちゃんには、NYPDの警官多数がサインをしたカードやNYPDの帽子などが感謝の印として送られる予定。