【場所】American Museum of Natural History: Central Park West & 79th St
【料金】一般: 22ドル/学生・シニア: 17ドル/子ども(2歳~12歳): 12.50ドル
【Web】www.amnh.org
感染病撲滅のための研究、活動を知る
「COUNTDOWN TO ZERO」
【日時】開催中~7月12日(日)
【料金】無料 ※同展示は、入場料を払わずに見ることが可能
大変な痛みを伴う、もしくは死に至ることもある伝染病を私たちは撲滅できるだろうか。すべての感染症をなくすることは世界的な目標であり、これは人類に大きな利益をもたらすが、これには膨大な挑戦と野心が必要だ。しかし、人類が唯一根絶できた感染症がある。それは、とても強い感染力をもち、体に発疹が生ずる「Small-pox(天然痘)」という感染症。日本では、1955年を最後に確認されていない。
世界にはさまざまな病気が存在し、医療・保健の研究者たちが日々活動を続けている。皮膚下に寄生する線虫「Guinea worm(メジナ虫症)」は、数百万人を苦しませたが、間もなく世界から根絶されるという。これで死に至ることはほとんどないが、数ヵ月にわたり症状が続くという。汚染されている水を飲むことにより感染するGuinea wormに感染しないためには、生活用水を綺麗にすることが必要だ。南スーダンの事例研究の映像展示、竹などの筒の先にフィルターを付けて制作された“綺麗な水を飲むための器具”などを展示している。また、現在も撲滅に向け、活動が続けられている、急性灰白髄炎、マラリア、リンパ系フィラリア症(象皮病)、オンコセルカ症(河川盲目症)に関する資料の展示もある。
自然災害を学び、考える
「NATURE’S FURY: THE SCIENCE OF NATURAL DISASTERS」
【日時】開催中~8月9日(日)
世界中で起こる地震や火山、台風、竜巻などの自然災害により、人々は危険にさらされる。「自然の猛威:自然災害の科学」と題し、これら大惨事がどのように起こるか調査、またそれに対し、人々がその事態にどのように対処してきたかを紹介する。
地震・津波、火山噴火、竜巻、ハリケーンをテーマに、インタラクティブディスプレイとアニメーションで、どのように驚異的な自然現象が起こるのかを分かりやすく説明。また、コンピューターを使用して火山を噴火させる体験ができるコーナー、2012年10月にニューヨークを襲ったハリケーンサンディの威力をインタラクティブマップで制作した地図の展示もある。科学者がどのように自然災害を予測し、対策を立てているのかを知ることができる。
宇宙空間でダンスしよう!
「One Step Beyond」
【日時】2月6日(金)午後9時〜午前1時
【料金】前売り: 25ドル/当日: 30ドル ※21歳以上入場可、要ID
ミュージシャンのライブ、DJとVJがおくる“アツい”音楽とダイナミックな映像を楽しもう。さまざまな惑星の模型を展示している「Rose Center for Earth and Space」内で行われる同イベントは、宇宙空間にいるような感覚を体験させてくれる。ニューヨークの寒い冬、ニューヨーカーと共に心と体をホットに過ごしてみるのもいい。