ニューヨーク育英学園(NJ州イングルウッドクリフス市 岡本徹学園長 在籍園児・児童数167名)全日制部門幼児部、小学部では冬の恒例であるスケート教室が始まった。
小学部では、日本のオリンピック出場選手も練習に使うというNJ州ハッケンサックにある「アイスハウス」のリンクを一面借り切って1月の始業当初から2月中旬にかけて5回実施されている。指導には同学園のスタッフはもちろん、元ロシア代表でプロフィギュアスケーターであるアナ先生が当たり、子どもたちはみるみるうちに上達していった。
今月15日には第2回目の教室が行われ、「オープンハウス」として一般にも公開された。また、「親子スケート」の時間を設けて、保護者も子どもたちと共にアナ先生の指導の下、スケートを楽しんだ。
スケート体験教室をとても楽しみにしていた幼児部年長組の園児たちは、「つるつるしてるけど大丈夫かなあ」「こんな靴履いたの初めて」とリンクに上がると同時に怖くて壁にしがみついていたが、開始から10分もすると次第に壁から手が離れ始め、壁をつかわず自分でバランスを取りながら滑れるようになっていった。転んでも転んでもめげずに立ち上がり、学ぶことの楽しさやできることの喜びを体感していたようである。
同学園では体験入学を随時募集している。問い合わせは201―947―4832まで。