全米44の州とワシントンD.C.で楽しまれている「パワーボール」の抽選が7日土曜日に行われたが、大賞の当選者が出なかったことから次回の当選額が4億5000万ドル(およそ540億円)になっていることが分かった。
パワーボールはドラムに入れられた59のボールから5つの白いボールと、35のボールから1つの赤いボール(パワーボール)の組み合わせで抽選を行う。毎週水曜日と土曜日の午後10時59分(東部時間)に抽選が開始するが、購入は開始の59分前に締め切られる。
当選者は当選額を29年間の分割で受け取るか、一定額をひとまとめにして受け取るかを選ぶことができる。今回の当選者になれば、受け取ることができるのは3億4百万ドル(およそ360億円)となる。
パワーボール史上最大の当選額が出たのは、2013年で5億9050万ドル(およそ700億円)。当選者はフロリダ州の84歳の女性で、これは米宝くじ歴代3位の当選額。当選者は一人で、当選配当金額が世界記録となった。
パワーボールくじは1枚2ドル。大賞を当選する確率は1億7500万分の1となっている。