話題の官能映画いよいよ封切り VDの映画館は混雑の予想

タイムズスクエアの映画館で、「フィフティー」のポスターを撮影する女性(Photo: Kanai)


 世界中でベストセラーとなった恋愛官能小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」が映画化され13日に封切りとなる。バレンタイン・デーの週末と重なることもあり、ニューヨークでは多くの女性が映画館へ足を運ぶと予想されている。
 映画チケット販売サイトのファンダンゴによると、「フィフティ―」はこれまででもっとも売れ行きの早いR指定映画で、市内のユニオンスクエア・スタジアム14では、13日夜の上映分チケットが全国でもっとも早く売り切れた。
 世界累計1億部を突破した同書の3部作は、女子大生の主人公と大企業の若きCEOが刺激的な恋愛を繰り広げるというストーリーで、映画だけでなく同作をテーマにした化粧品などのグッズも登場している。
 市内在住のリサ・リーさん(24)は「チケットは彼の分まで買ったので、有無を言わせず映画へ連れて行く」と話し、週末の封切りは抜群のタイミングだと語った。
 またバレンタイン・デーには多くの場所がカップルで独占されるが、〝おひとり様〟の女性もグレイ役のジェイミー・ドーナン目当てに映画館へ殺到することが予想されている。