昨年12月に起きたニューヨーク市警察(NYPD)の警官2人の殉職に心を動かされ、市民を守ってくれるNYPDの警察官に感謝の気持ちを表すカードを送ったテキサス州の少女が、今度はNYPDによって表彰されることになり、23日にニューヨークを訪れた。
将来の夢は警察官になることだというサバンナ・ソリスちゃん(10)。昨年12月、NYPDの警察官2人が職務中に射殺された事件を知った際、「いつも私たち市民を守ってくれてありがとう」と書かれた手作りの“サンキューカード”200通をNYPDの元に届け、警察官たちの心を温めた。
この時のお礼として今度はサバンナちゃんがNYPDを訪問することが決まり、父親によると彼女は1週間前から荷造りをし、警察官らに会うのをとても楽しみに待っていたという。
サバンナちゃんは殉職した2人の警官、ラファエル・ラモスさんとリュ・ウォンジェンさんが所属していた第41管区と第84管区を訪問し、カードに対する功労賞が贈られた。その他、殉職した警察官2名の家族と面会し、9・11メモリアル博物館も見学した。
またサバンナちゃんは警察官のために手作りカードとチョコレートを渡し、自身のツイッターで「歓迎してくれたNYPDのみなさんに感謝します」と喜びを表している。